村上春樹、安西水丸『象工場のハッピーエンド』 ― 2010/03/08
村上春樹、安西水丸『象工場のハッピーエンド』(新潮文庫、1986年)
村上春樹の短編と安西水丸の絵の入った本なのだが、安西水丸の絵は村上春樹の書く話の挿絵ではないのがこの本のミソ。
最後にこの二人の対談が載っていて、それが一番印象に残った。村上春樹が家を建てて、和室の掛け軸と襖絵を安西水丸に頼んだ話がおもしろかった。掛け軸として安西水丸が仕事場で太陽と月の絵を描いて村上春樹のところに持って行ったら、「りんごとバナナの絵」ということになってしまう。また襖絵を描くために村上春樹の自宅の和室に行って書こうと思っていたはずなのに、安西水丸氏はついつい下に敷いていた新聞紙の記事を読みふけってしまい、なかなか描きはじめなかった。最後には村上春樹に催促されて、それまでの重い腰がウソのようにたった5分で襖絵を描き上げる。などなど夏休みの宿題をなかなかやらない小学生のようなエピソードにユーモアを感じた。
村上春樹の短編と安西水丸の絵の入った本なのだが、安西水丸の絵は村上春樹の書く話の挿絵ではないのがこの本のミソ。
最後にこの二人の対談が載っていて、それが一番印象に残った。村上春樹が家を建てて、和室の掛け軸と襖絵を安西水丸に頼んだ話がおもしろかった。掛け軸として安西水丸が仕事場で太陽と月の絵を描いて村上春樹のところに持って行ったら、「りんごとバナナの絵」ということになってしまう。また襖絵を描くために村上春樹の自宅の和室に行って書こうと思っていたはずなのに、安西水丸氏はついつい下に敷いていた新聞紙の記事を読みふけってしまい、なかなか描きはじめなかった。最後には村上春樹に催促されて、それまでの重い腰がウソのようにたった5分で襖絵を描き上げる。などなど夏休みの宿題をなかなかやらない小学生のようなエピソードにユーモアを感じた。
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